

明治42年に創業以来、花村産業株式会社は平成21年7月で創業100周年を迎えました。
これもひとえに、数多くのお取引先をはじめとする関係各位のご支援とご高配の賜物であり、有難く厚く御礼申し上げます。また、幾多の艱難辛苦に遭遇しながら、乗り越えてこられた諸先輩、そして社員の皆様に、心から深甚なる敬意と感謝を申し上げます。
当社は鉄鋼、非鉄の金属製品から原料まで取り扱う商社として、また機械加工や溶解機能を有する複合型企業として、今日まで成長してまいりました。
いまは亡き三代目社長花村榮治が唱えた社訓「常に高き理想に燃え他よりも一歩前進」「私たちの幸福は花村の躍進と繁栄から」「誠実を旨とし和衷協力職務に心魂を打ち込む」は、長く遵守されるべき指針として明示され、
会社の理念を的確かつ簡潔に要約したものであります。
昨年秋の経済危機は、米国のサブ・プライム問題から始まり、世界的な経済・金融危機の影響で日本の輸出産業は、100年に一度の危機と評されるまでに激減し、当社を取り巻く環境は苦難なときを迎えております。
しかし、100年前の創業期は、先々への不安より明日は今日よりきっと良くなると信じ、将来への希望を抱き一生懸命勤勉した時代であったと想像し、
心を新たにしているところです。
世界経済が大きく変わり、従来からの経済構造が衰退するなかで、新しい仕組みができ上がるまでには時間がかかります。経済の構造が変化する以上、
いままでの延長線上でものを考えては対応できません。外需依存の成長モデルが岐路に立っている以上、いままでにない新しい技術やサービスを創造して、事業活動を変革する必要があります。
今後も当社は、グローバルな視点で、そして地域に信頼される事業会社を目指してまいる所存でございますので、関係各位の皆様方におかれましては、これまで以上のご指導とご鞭撻をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。